■万里センセイの海馬【毎週木曜更新】

「夢とロマンと資産運用(全4回)」
-その2(2/2):「 「還暦」、「耳順」になって思うこと 」-

昨今の還暦祝いは、昔のように長寿を祝うという性格はほとんど無くなり、替わって強調されているのが、人生の折り返し点、ないしは第二の人生のスタートとでも言うべき意味合いです。

私も誕生日に、事務所の皆が、個人的な友人を集めて還暦祝いを開いてくれましたが、そこで友人たちからのお祝いの言葉は「第二の人生のスタートオメデトウ」でした。

たしかに、六〇歳の男性の平均余命は、二十二・一九歳あります。

つまり、平均で後二十二歳ちょっと生きられる計算ですから、残りをどのように充実した人生を送るか大いに考えなければなりません。

ちなみに六〇歳の女性の平均余命は二十七・九二歳で、男性よりさらに五歳以上長生きです。

私自身は、政治の仕事がまだ道半ばですから、先ずは国会復帰を目標にしていますが、そろそろその後のことも考えようと思っています。

大学時代の友人の何人かは、すでに定年退職を迎えて、新しい人生を歩み始めています。

ほとんどは子会社などに再就職していますが、昨今のような景気悪化に伴い、再就職がままならなかった人もいるようです。

景気回復を願うのは、新卒の就職希望者だけでなく、定年後の再就職希望者もいるということを忘れてはならないでしょう。

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