■万里センセイの海馬【毎週木曜更新】
「夢とロマンと資産運用(全4回)」
-その4(2/2):
「純金の積立をスタート」-
私は、将来、現役引退を決めたときに、純金積立を解約して、時価で金を売却しようと思っています。
その時の金価格がいくらになっているか見当も付きませんが、アメリカや日本の国債が紙くずになっても、金は実物資産の価値があります。
昨今の景気対策による大幅の財政赤字でドルが暴落して、米国で「金本位制の復活」なんてことになっている可能性もゼロとは言い切れません。
金は「ラスト・リゾート」とも呼ばれます。
英和辞典を調べると、リゾートには避暑地の他に「拠り所」の意味があります。
「ラスト・リゾート」つまり「最後の拠り所」です。人生の終盤に「最後の拠り所」を純金に求めるのもいいのではないでしょうか?
ただし、退職金などを全部、純金に投資することは勧めません。
純金は株と同様、価格が乱高下しますから、あくまでも余裕のある資金で買うべきで、なけなしの老後の資金を全部つぎ込むような対象ではありません。
純金の積立と同じ発想で、金貨を毎月1枚ずつ買う方法もあります。
金貨には色々な種類がありますから、一種のコレクションにもなり、50~60枚貯まったところで、そのうちの10枚ぐらいを売って船旅に出るという夢とロマンを買うのはどうでしょう。
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