■万里センセイの海馬【毎週木曜更新】

「行き着く先は金!?〜世界の金貨〜(全5回)」
-その5(1/2):「 金貨を売って船旅が老後の理想 」-

世界で最古の金貨については諸説ありますが、一般にはBC6~7世紀にトルコ西部のリディア王国で造られた「リディア金貨」だと言われています。

日本で最初に金貨が造られたのは、天平宝字4年といいますから西暦で760年に、藤原仲麻呂が恵美押勝の名前を天皇からいただき、同時に貨幣を鋳造する特権を許され、「開基勝宝」を鋳造したとされています。

中国で「楊貴妃」とのロマンスで有名な唐の玄宗皇帝の御世が終わった頃のことで、日本では聖武天皇が崩御され、政治の実権が藤原氏に移行する時期にあたります。

日本史の年表を紐解くと、ちょうどこの頃、陸奥の国から黄金が天皇に献上されたとありますから、おそらくその金を使っての金貨の鋳造だと思われます。

私は、まだこの金貨の本物を見たことがありませんが、奈良の西大寺の裏山から出土した32枚の「開基勝宝」は東京の国立博物館に所蔵されているとのことで、機会があったらぜひ見学したいと思っています。

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