■万里センセイの海馬【毎週木曜更新】
「
30分で解る『三国志』 (全4回)」
-その2(1/2):「昨日の友は今日の敵
」-
『レッドクリフ』つまり『赤壁』の戦いで最大の功績を挙げたのは誰でしょう?
映画では戦略を練り上げた周瑜(しゅうゆ)、風が東風に変わるタイミングをピタリと当てた諸葛孔明、そして曹操の陣に乗り込んで時間稼ぎをした小喬の三人となっていますが、実際には、もう一人大事な人物がいます。
彼の名前は黄蓋(こうがい)。
孫権の父、孫堅(そんけん)挙兵の時からずっと孫家のために戦ってきた呉軍の老将軍です。
曹操の軍船が舳(へさき)と艫(とも)をぎっしり詰めて停泊しているのを見て、「焼き討ちをかけよう」と周瑜に建策したのが黄蓋でした。
しかし、焼き討ちを成功させるには、火種をつんだ船を怪しまれずに曹操の大船団に近づけなければなりません。
そこで、黄蓋が仕組んだ芝居は、孫権を裏切って曹操軍に降るという密使を曹操に出すというものでした。
しかし、曹操も用心深く、本当の寝返りか、寝返りと見せて陣中深く攻め込む囮作戦か、怪しんでいます。
そこへ、孫権の陣中に潜らせていた曹操軍の密偵から、「黄蓋と周瑜が激しく言い争いをして、黄蓋は衆目の前で周瑜に打ち据えられた」との情報が入りました。
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