■万里センセイの海馬【毎週木曜更新】
「兵隊さんの置き土産(全5回)」
-その1(1/2):「団塊の世代の少年時代」-
私は昭和24年生まれで、今年六〇歳になりました。
私を含め、昭和21・22・23・24年の4年間に生まれた人々を『団塊の世代』と呼ぶことは皆さんすでにご存知のことと思います。
この名前を付けたのは作家の堺屋太一さんです。
昭和20年夏に太平洋戦争が終わり、戦地にいっていた兵隊が帰国して、せっせと子作りに励んだ結果、一時期にたくさんの子どもが生まれました。
人口ピラミッドを見ると、今でも60~63歳の人口が大きな塊になっています。
私は東京の杉並で、サラリーマン家庭の三人兄弟の次男として育ちました。
この連載でも書いたように大の競馬好き、酒好きで、自分の人生を十分楽しんだ父でしたから、平均的なサラリーマンの家庭の生活とは少しかけ離れていましたが、生真面目な母が、子どもたちに、父親の放蕩振りが及ばないように、防波堤になってくれたお蔭で、私たち兄弟はいたって平和な少年時代を過ごすことができました。
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