■万里センセイの海馬【毎週木曜更新】
「兵隊さんの置き土産(全5回)」
-その1(2/2):「団塊の世代の少年時代」-
子どもの頃は、近所の原っぱで行う「三角ベース」に夢中になりました。
学校から帰るとほぼ毎日、仲間たちと一緒に暗くなるまで「三角ベース」で遊んでました。
最初は素手にゴムボールでしたが、学年が上がると軟式のボールを使い出し、グラブが必要になり、小学校3年のときに初めてグラブを買ってもらいました。
新しいグラブが嬉しくて何日もグラブを抱いて寝たことが記憶にあります。
グラブといっても、その頃の小学生が買ってもらえるグラブは豚皮製で、皮が薄くぺらぺらで、上級生の投げる速球を受けると、手がジーンと痛くなるようなものでした。
草野球と平行して、2歳年上の兄と近所の町道場に剣道を習いに行きました。
その頃、子役の吉永小百合主演の連続ラジオドラマ『赤胴鈴の助』が流行っていました。
まだTVは一般家庭にはなく、娯楽はもっぱらラジオと漫画の時代です。
剣道の防具は竹胴が一般的で、ラジオの主人公のように赤胴を付けて剣道をやることは、夢のまた夢でした。
東京タワーが完成したのは昭和33年12月、日本経済はまさに高度成長の只中でした。
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