■万里センセイの海馬【毎週木曜更新】

「兵隊さんの置き土産(全5回)」
-その3(1/2):「団塊の世代の学生時代(2)」-

私が慶応義塾大学に入学したのは1969年、翌年の「70年安保」を控えて、キャンパスが騒然としている時代でした。

大学に入学するまでの私は、どちらかというと保守的な学生でした。

しかし、実際に大学のキャンパスや街頭で学生と機動隊が衝突している光景を見ると、学生側が弱いものいじめされているように思えて、「よしそれなら自分も力になろう」とデモに参加しました。

若者特有の正義感から、「日本を何とかしたい」という気持ちも旺盛で、現在も、その気持ちは持ち続けています。

当時は、世界的に「怒れる世代」が立ち上がった時代で、アメリカではベトナム反戦、ヨーロッパではパリの5月革命、中国では文化大革命、と各国の若者が熱く燃えていました。今考えれば若気の至りですが、当時は、自分も歴史に参加しているという連帯感も感じていました。

わが国では「70年安保」が過ぎると、学生運動は急速に下火になりましたが、一部の学生は内ゲバに耽り、また一部は連合赤軍という超過激なテロリスト集団に走って自滅しました。

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