■万里センセイの海馬【毎週木曜更新】

「政治家と競馬の関係(全4回)」
-その1(1/2):中央競馬の元締めは農水省-

政治家と競馬は切っても切れない関係があります。府中や中山の競馬場に行くと、国会議員用の特別室があるのは有名な話です。もっとも現役の政治家はそれほど暇ではありませんから、この国会議員が特別室を利用するのはダービーや天皇賞など特別のレースの時に限られているようです。

実は私も現役の衆議院議員のときに一度だけ、この特別室に足を踏み入れたことがあります。もう10年以上前のダービーの日でしたが、この時は事前に国会の中にある農水省の政府委員室(現在は国会連絡室)という部署に連絡して、当日の招待券を手に入れたと記憶しています。

競馬ファンにはよく知られたことですが、中央競馬の監督官庁は農水省です。農水省の生産局の中に「競馬監督課」という部署があり、ここが日本中央競馬会を監督しているのです。農水大臣の名前入りの招待券を持ってダービー開催の当日に府中の東京競馬場まで出かけましたが、結果については覚えていませんので、おそらくダービー馬を的中させることはできなかったのだろうと思います。

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