■万里センセイの海馬【毎週木曜更新】
「株の格言にみる競馬必勝法(全5回)」
-その1(1/2):相場のカネと凧の糸は出し切るな-
株式にお金をつぎ込むことは「投資」と呼ばれます。
一方、そのお金を競馬の馬券購入に充てると、これは「投機」ということになります。そこで「投資」と「投機」はどう違うのか、何となく感覚では判るのですが、正確を期して広辞苑で調べてみました。
「投資」とは「利益を得る目的で資金を事業に投下すること。元金の保全と一定の利回りを目的として貨幣資本を証券化すること」とありました。小難しい表現になっていますが、要するに「手元の資金を増やすことが目的の行為だが、そこには元本の保全がある程度期待されている」とでも解釈すればいいのでしょう。
「投機」は、そのものズバリ「損失の危険を冒しながら大きな利益を狙ってする行為」となっています。つまり、元本が大きく減ることも覚悟して、大儲けを狙うハイリスク・ハイリターンの行為だということです。株と競馬には、こうした違いがあるということを理解していただいた上で、今月は株式の格言の中で、馬券を買う際に参考になりそうだと思ったものをいくつか紹介します。
万里センセイの海馬TOP
うまレターモバイルTOP
(C)AnswerCorporation