■万里センセイの海馬【毎週木曜更新】

「ワタシの周囲の馬好きの人々(全5回)」
-その3(1/2):ギャンブル依存症-

先週に続き、コラムの読者からの反響を紹介します。新宿区のTさんからのメールです。ご本人の了解をいただきましたので、そのメールの一部を引用します。

「ギャンブルは大多数の方には趣味、娯楽の範囲で楽しめるものですが、一部には、家庭や自分の生活が崩壊しても尚やめられない『ギャンブル依存症』という病気を抱えた人たちがいます。

日本ではまだその認知度が低く、『そこまでやっちゃうのは意志の弱い人間』とか『そんなのはごく一部』と思われています。

しかし現実には多くの人間がこの病気に罹患しており精神科医の中では15万人〜230万人という推定値が出されています。

正確な数字は誰にもわかりません」。実は、私はこのコラムを書き始めた頃から、『ギャンブル依存症』の人々のことが気になっていました。

私の周囲にも明らかに『ギャンブル依存症』と思われる人がいて、結局、彼の家庭は一家離散になりました。そうした現実を前に、いつかこの問題を取り上げようと思っていたのです。
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