■万里センセイの海馬【毎週木曜更新】

「JRAにまつわるエトセトラ全4回)」
-その3(2/2):渋谷にJRAの無駄づかいを見た-

後で調べたら、このエクサスはJRA直接の管理・運営ではなく、運営団体「財団法人・全国競馬・畜産振興会」に年間77億6000万円拠出していることが判りました。

JRAは昨年、2800億円、国への納付金を納めましたが、法律により「その4分の3は畜産振興事業に振り向けられなければならない」と決められています。

この財団の活動は、まさに「畜産振興事業」ということで、毎年多額の金額がこの団体に流れているのです。

日曜にも利用者が少ない施設の維持費に巨額の費用を使うなら、混雑する場外馬券売り場の環境整備など他にもっと使い道はあるはずだし、それより何より、当たり馬券の払い戻し率を高めるべき、と考えるのは競馬ファンの当然の要求ではないでしょうか。

「百聞は一見に如かず」、一度、渋谷のエクウスを見れば、「馬券の売り上げ返せ」と叫びたくなります。
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