■万里センセイの海馬【毎週木曜更新】
「馬ならぬウシにまつわる話(全5回)」
-その5(2/2):「日本経済の芽吹き」-
当時の民主党内の連立反対派には、中曽根康弘代議士もいました。
わが国の来るべき解散総選挙は、吉田茂首相の孫、麻生総理率いる自由民主党の大勝は望み薄だと考えられますので、ここでは小沢一郎氏率いる民主党が単独で過半数を獲ったとして、60年前の歴史を参考に今年の政治の動きを展望すれば、民主党が野党になった自民党に対して、連立工作を仕掛けると思われます。
自民党の中には、選挙前の現在、すでに民主党にエールをおくる議員がいるくらいですから、選挙後、民主党から連立の呼びかけがあれば、必ず一部の議員は、乗ってくるはずです。
策士の小沢氏はすでに、選挙での自民党敗北、そして分裂となるシナリオをもとに自民党に対する工作を始めているとの噂もあります。
いずれにしろ、選挙後の政界再編の可能性が高いといえましょう。
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