■万里センセイの海馬【毎週木曜更新】
「税金あれこれ(全4回)」
-その1(1/2):「消費税増税の前にするべき事」-
2月は確定申告の月です。個人で昨年の所得の税金を申告する人は、今から書類の整理に大忙しだと思います。
競馬との関係で言えば、馬券の儲けは「一時所得」にあたりますから、一年間で50万円以上の所得を得た人は、確定申告をして税金を納めなければなりません。
その場合の必要経費はどうするのかなどの詳細に関しては、2008年4月3日の本コラムに書かれていますから、そちらを参考にしてください。
今年の税金の話題は、何と言っても、消費税でしょう。
麻生総理が2009年度の予算で税制関連法案の法律の付則に、「2011年度から消費税率を上げる」ことを明記すると息巻いていて、それに反対する自民党議員との間で、すったもんだの大騒ぎになったことは私たちの記憶に新しいところです。
消費に関する税金は、アメリカではセールス・タックスつまり「売り上げ税」で、小売店で買い物をするときにのみ課税されます。
しかも国の税金ではなく州の税金ですから、州によって税率が違います。ニューヨークで買い物をするより税金が安いお隣のニュージャージ州で買い物をするなんて庶民の知恵が生かされています。
万里センセイの海馬TOP
うまレターモバイルTOP
(C)AnswerCorporation