■ 社会保障費の財源の議論では、「消費税より相続税だ」との声も。■
■ 税率や課税ベースの見直しなど、相続税の増税にまず取り組むべき。■
★ 社会保障の財源として、消費税より前に相続税を ★
菅総理の発言以来、消費税の議論が一挙に盛り上がっています。菅総理の発言では、増税した消費税の使い道がいまひとつはっきりしませんが、大方の理解では、消費税を引き上げて、その収入を社会保障の財源に充てようということではないでしょうか。
ところが、社会保障の財源ということになると「消費税の前に相続税だ」との声があることも事実です。こうした声が上がる理由は、言うまでもなく、将来の年金や医療保険、介護保険などの社会保障が心配なのは、そもそも少子高齢化に原因があるからです。