☆ 夕刊フジ「永田町新潮流」 ☆
★ 「はやぶさ」チームを顕彰 世界に冠たる科学技術 ★
12月2日、宇宙開発担当大臣として『はやぶさ』功労者に対する感謝状贈呈式に出席しました。
暗い話題の多かった2010年で唯一といってもいい明るい話題は『はやぶさ』の地球への帰還だったのではないでしょうか。地球から遠く離れた小惑星『イトカワ』まで飛行して、その微岩石を採取、そして地球へ還るという7年にわたる極めて困難な任務を途中幾多のトラブルに見舞われながら見事達成しました。これぞ日本の誇る科学技術の成果です。
地球に帰還した『はやぶさ』のカプセルは日本全国で展示され大変な人気を呼んでいます。しかし、肝心の『はやぶさ』を支えた企業、研究所、大学、JAXA(航空宇宙研究開発機構)などプロジェクトチームの人々の功績があまり顕彰されていないのではと、かねてから感じていました。そこで、私が宇宙開発担当大臣に就任したのを機に、『はやぶさ』関係者を表彰しようと提案しました。