★ 原発は生き物、もう少し時間を★
東日本大震災で肉親や親戚、友人知人を亡くされた皆様にお悔やみを申し上げるとともに、被災された皆様にお見舞いを申し上げます。
私は政府の原子力災害対策本部の副本部長を務めていますので、特に福島県を中心に原子力災害に遭われた方々に、重ねて心からのお見舞いを申し上げます。私自身、一日も早く現地に赴いて悲惨な状況をこの目で確かめたいと思ってはいますが、今なお現地で必死に原子力事故と戦っている関係者の邪魔をしてはいけないと、東京電力本社の統合本部と経済産業省、総理官邸を行き来している毎日です。
先日、原発事故で被災された地元の町村長の皆様が、わざわざ経産省と官邸を訪ねてこられたので、今、現地で起きていることを直接伺うことができました。20〜30キロの屋内退避指示の問題や、避難先での生活支援策、一時帰宅の必要性など、いずれも政府がただちに解決しなければならない課題が山積しています。