■海江田万里の政経と生計のカンケイ【不定期更新】
「海江田万里の政経ダイアリー 2011/09/10号」
「―経済産業大臣退任にあたって―」
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事故対応に追われる一方で、原発事故収束に向けた目標とスケジュールの公表、原子力事故賠償問題と電力需給安定・原発再稼働問題への対処なども進め、本当に苦労しましたが、浜岡原発の停止や原子力損害賠償支援機構法、再生エネルギー法と結果を出すことができました。
その間も、もちろん国会は開会しており、本会議、各委員会での質問答弁にも立っておりました。原発事故の担当大臣として、国会での総発言回数は、1913回(H23.8.31現在)と国会答弁の中でも記録的な数字となりました。
5月中旬からは、中国、韓国の閣僚との会談を皮切りに、対外経済外交を再開し、ASEAN、東アジア経済大臣会議などに出席しました。中国政府とのレアアースの扱いに関しての会談では一定の成果を挙げたと自負しています。
また、今回の原発事故を踏まえ、原子力安全・保安院の経産省からの切り離し、我が国の今後のエネルギー政策のあり方を検討し、見直しにも着手しました。国民の原子力への不安が募る中、電力需給を安定化させ、日本経済の立て直しを図ることは極めて難解です。
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