■海江田万里の政経と生計のカンケイ【不定期更新】
「海江田万里の政経ダイアリー 2012/3/1号」
「―首都圏直下型地震について―」

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 結論は、「首都圏の現役世代は、これから生きている間に、東海地震と首都圏直下型地震の両方に(つまり二度)遭う可能性がきわめて高い」ということです。首都圏直下型地震と東海地震は震源地と地震の規模が違いますから、東京都民にとっては、地震時の被害は、直下型地震のほうが大きいと考えられます。

 しかし、神奈川県民や静岡県民にとっては東海地震の被害の方が大きくなると想定されます。特に東海地震は大きな津波を伴うので神奈川や静岡の沿海部に住んでいる人は、対策を講じる必要があります。東京湾は、地形的に大津波に対する抵抗力が大きく、津波の被害は限定的と考えられます。

   首都圏直下型地震は、発生時期、時間などによっても被害の大きさは異なりますが、まずは、各家庭で家具の転倒防止と火災に対する備えを充分に行っておくことが大切です。

衆議院議員 海江田万里


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