先日あった私のこんな出来事。
口座の印鑑を変更の為、銀行へ出向き、手続きをどうしたらいいものか?と辺りを見回していると、案内係の女性に声をかけられた。「紛失・変更届け」の用紙をもらい、窓口での順番待ち。そして、私の番がきた。
私はその瞬間、受付けにいた女性に恋をしてしまったのである。詳しくは、その女性の指に。さらに、詳しく言えば、その女性の指のリング(指輪)に恋をしたのだ。
銀行業務以外のことをたずねて、後々うわさされるのもいやだったのだが、我慢できなかった。
私「あの、ちょっといいですか?」
女「はい、なんでしょう?」
私「馬はお好きですか?」
女「はい(笑)あっ、この指輪ですか?そうなんです、競馬とかは興味は無いんですが、運が開くとも言われていて、馬自体はすごく好きなので。後このデザインですかね(笑)」
私「そうですか、いや、すみません。私も馬モチーフのアクセサリーや馬が好きなので、つい気になってしまって」
個人的に、「ここにも愛馬家がいた!」とわかり、意を決して話してよかったと思っている。
誰が言ったか動物が好きな人に悪い人はいないという言葉。何となく分かるような気がする。あくまで個人的な感想なので、そうで無い人にも、もちろんいい人は沢山いると思うが(笑)
みなさんも、実際、自分の好きなものでそれに関係がある人を見つけたら、「声をかけてみようか?いや・・でも・・・」といった場面があるのではないだろうか?
物騒な世の中と言われているが、他人と会話をすることの大切さは常に心に持ち続けていただきたいと思う。恥ずかしくても、「どうも、こんにちは」などの気持ちのいい挨拶だけ気をつけることで、幾分にも印象やその日の気分はよくなるだろう。
まずは、「声をかけてみよう」と思う気持ちを一回でも多くもってもらいたいものである。
(2007.3.2)