温暖化・ヒートアイランド現象と、自然界が狂い始めている。
犯人は我々人間だ。
自然界が狂えば、必然と人間界も狂い始める。まさに悪循環である。
我々はより快適な最高の生活を求めてしまうが、最高は時として最悪を生み出すことを覚えておいて欲しい。
地球全体が末期がんになろうとしているのだ。それを救うも、悪化させるも我々次第である。
病気で困ったとき、人は誰に相談するか?
多くの人は医者と回答するだろう。
先進国で、最新の医療を用いて療養。その進化した技術は止むことを知らない。反面、新種のウイルスなどの病気も増えつつある。まさに医療のシーソーゲームだ。
前回、五月病など、少し気の滅入った方へのエールを綴った。
今回はそれを若干助長するようなものかもしれないが、子供から大人まで共感できると思う。
タイトルにある馬のお医者さん。
動物は利巧であると、科学的にも証明されているのは、皆さんもご存知だろう。
馬もその一つ。ここ数年、国内外共に、にわかに話題になっている『ヒポセラピー』である。
今の日本では考えにくいが、ドイツでは健康保険で馬が買える。そのくらい馬は認知されているのだ。
前回の五月病や、心身共に、少し沈みがちな人は勿論、こども(特に小さい子)がいるパパさんママさんにとっても朗報ではないだろうか。
「お馬さんは、人間の疲れた心や身体も治してくれるんだよ」と、馬を通して子育て、馬を通して会話が生まれることは、なんとも微笑ましいことだ。
その会話を求めて牧場へ。
実際、医学的にも様々な結果がでているヒポセラピー。
馬に興味のある人もない人も、困ったときには、人間ばかりではなく、身近な動物、飼っている犬や猫、そして、馬のお医者さんに相談してみてはいかがだろう?
(2007.5.18)