■コバヤシのコバナシ【金曜更新】

生きて・生かされ・生き抜いて

 先日の、東京・渋谷のスパで起きた爆発事故。一番若い人で22歳の女性が亡くなった。
 一体、誰が予想できただろうか?そのような死を招くほど、危険を伴う仕事だったかということを…。
 原因は究明中だが、地下室に天然ガスの検知器を設置しておらず、それを運営会社・保守管理会社とも把握していなかった可能性が高まった。(6/21現在)
 ここまでずさんであると、憤りを感じるよりもむしろ、悲観的な想いにかられてしょうがない。

 さて今回は『オールドビリー』と言う英国が生んだ長老馬をご紹介する。
 馬の平均寿命は約20〜25年で、30年も生きれば「長寿」と言われていた。
 しかし、このオールドビリー、なんと62年(1760-1822)も生きたのだ!!

 先日は『世界一小さい馬』をご紹介し、今回は『世界一長生きした馬』になるのだが、ギネスに載るということは、生半可のものではない驚異的な証である。
 ゆえに、世界一の称号を得ることができるのだが、何とも言い尽くせぬ深い感動がある。

 日本は世界の中で長寿国と言われ、その食生活などに欧米などからも注目が寄せられている。
 その長寿を馬にも活かせないものだろうか?と、ふと思う。
 日本の国産馬が『オールドビリー』を超え、ギネスに載ることも、そう遠くない未来なのかもしれない。
(2007.6.22)


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