私の長年愛用している鞄がくたびれてしまい、隠居生活をひかえている。その鞄が隠居生活をする前に、私は新しい鞄を見つけなくてはならないと、2〜3年前から探し始め、毎日使用するものなので妥協はしたくないと思い探し続けてきた。
昨年は発色・形・値段共に満足のする鞄と出会った。店員が「今年からは、この馬革がうちの店の流行りですね」と、満足そうに私が持っている鞄を薦めてくれるではないか。私は、すかさずその店員に「また考えて来ます」と足早にその店を後にした・・・。
みなさんはどうだろう?馬革の鞄・・・・・・。
賛否両論で、「馬革なんて嬉しいかぎり!」or「馬革なんてかわいそうで持てない!」と双方共に、愛着を感じているからの意見であると思う。
私は、店員との会話でお察しの事と思うが、後者の「かわいそう」と、瞬時に頭の中に浮かび上がった。愛しくい馬革の鞄だなんて!!!と、怒りさえ覚えた。
ただ、天邪鬼な私は、もし自分の持ち馬が最期を迎えるとしたら『形』にして持っておきたいとも思った。『愛馬家』として、『愛馬家』ゆえに、そう考えてしまうのだろう。
日常には意外と沢山の馬に関するものが出回っているのだと再認識させられた。結果、『牛革』の鞄を購入した。
そこで、今回のタイトルの‘Make of 〜’。
日本語で「〜(材料)から(ものを)作る(通例材料の形が製作物にとどまっている場合)」という意味だ。中学英語の問題にも頻出されている。みなさんは『Make of 馬』に対してどのように感じるだろうか?
(2007.1.26)