■【馬ロマン】
第一回目ゲスト:前川清さん(全6話)
「馬から学ぶ人生論」-(5/6)
Q:競走馬に出会って巻き起こったエピソードをお聞かせ下さい
公演が終わって、また欽ちゃんの部屋の前を通って自分の部屋に戻るんだけど、欽ちゃんの部屋の前を通ろうとしたら、「清ちゃん」って言うから、「なんですか?」って言ったら、「清ちゃん、その馬高いの?」って聞かれてね。
「高くはないですよー」って言ったの。値段はその当時で700万だったかな。「その馬生まれたばっかり?」って聞かれて「いや違いますよ。もう2歳で、後2、3ヶ月でデビューするんですよ」って教えたの。
「えーそう、じゃあ半分だったら350万ずつ?」って言うから、「はい」って言ったら、「そう、じゃあ僕のった」って言うんだよ(笑)
その後アンブラスモアが勝つたびに欽ちゃんが、「清ちゃんあのとき僕に声かけてなければ、みーんな清ちゃんのものだったのにね」って(笑)たまにそういう話をするのね。
だけど、欽ちゃんと一緒に持てたから、欽ちゃんの分(運)も重なって走ったと思うよ。だから今考えると僕の場合、二人で持ってる馬は走ってると思う(笑)障害馬でも勝ったのはいたけど、重賞を勝ってるっていうのはやっぱりそうだね。
ましてや、社台の(吉田)照哉社長と持ってたのはその通りだと思うよ。縁があるというかね(笑)
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