■【馬ロマン】
第六回目ゲスト:猪木淑郎さん(全4話)
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夢みる事こそ人間に与えられた特権
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Q:猪木先生は血統にもお詳しいそうですが、独学で勉強されたのですか?またどんな資料を参考にされたのでしょうか?
学生時代から血統に関する書物は、読み漁りました。
血統を勉強するには、その時代の名馬と言われる馬たちのプロフィールを知っておく必要があると思います。
古典的なものでは、
● 「サラブレッドの世界」
サー・チャールズ・レスター著
● 「サラブレッドの研究」
フェデリコ・テシオ 著
● 「世界の名馬」
原田俊治 著
● 「日本の名馬」
サラブレッド血統センター刊
● 「Thoroughbred Breeding of the World」
これは、英語、フランス語、ドイツ語で書かれていて、日本馬の紹介では、宇佐美恒夫氏が執筆されている名著です。
比較的最近では 、
● 「名馬の血統」
山野浩一 著
● 「名馬の生産」
A・Sヒューイット著
● 「クラシック馬の追及」
ケン・マクリーン著
● 「世界の百名馬」
日本中央競馬会 編
● 「血とコンプレックス」
中島国治 著
● 「ヒスロップの生産手法」
ジョン・ヒスロップ 著
● 「二十一世紀を支配する血脈」
武市銀次郎 著
● 「FAMILY TABELS OF THE RACEHORSESVOLV」
● 「日本の種牡馬録」 全巻
あたりでしょうか。
Q:猪木先生が理想とする配合はどんなものですか?
自分のオリジナルセオリーと言うよりも、昔から 名馬と言われてきた馬たちの時代背景と血統構成を理想としています。
たとえば、セントサイモンが救世主となった「血の飽和」の解消と快進撃は強烈ですね。
その後 ファラリス ハイペリオン ネアルコ、リボー、ナスルーラー ノーザンダンサー等。
ドサージュにこだわりながら、ニックスを重視する配合が、経験上良い結果が出ているような気がします。
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