■【馬ロマン】
第七回目ゲスト:杉本忠宏さん(全4話)
-発見と勉強の日々(1/2)-
Q:大学卒業後、企業の営業職を4年間されていたそうですが、学校の先生になられたのはどのような心境の変化からですか?
もともと、あまり教員には興味はありませんでしたが、高校の恩師より教員免許とりなさいと指導は受けていました。
実際に教員になろうと思ったのは、社会人3年目の頃、恩師より進められて教員の仕事を選ぼうと思いました。
Q:恩師の方がそこまで、教員の道をすすめてくださったのはなぜだと思いますか?
恩師が勧めたのにはとくに理由がないと思います。
たまたま、農業高校の出身者で大学をでて民間に就職して、営業成績も悪く悩んでいたときの話だったと思います。(笑)
もともと教員志望ではなかったのですが、農業に夢をもって高校生の内に勉強するのも悪くないと思っていましたので、やってみようと思って受験しました。
Q:静内農業高等学校に勤務することになった経緯を教えてください。
初任は母校の岩見沢農業高校だったのですが、北海道の規程で初任者は4年で転勤となります。
転勤場所は選ばずに縁があって静内にきました。
Q:先生の専門分野は農業のようですが、なぜ馬術部顧問に抜擢されたと思われますか。戸惑いはありませんでしたか?
戸惑いは今でもあります。
馬の分野は、部活の顧問と、乗馬技術、治療技術など覚えることが多く、しかも本校は育成馬をセリまで馴致するという作業までおこないます。
今年で3年が終了しますが、本当に発見と勉強の連続です。
私が今まで、踏ん張れたのは、地域の皆様が静内農業を応援していただいたことだと思っています。
静内農業馬部門を支えていただいている皆さんに少しでも感謝の気持ちを伝える事が出来ればと思っています。
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