■【馬ロマン】
第七回目ゲスト:杉本忠宏さん(全4話)
-生産馬の活躍、競馬界への思い(2/2)-
Q:生徒さんが積極的にイベントに参加してくれると競馬が盛り上がって嬉しい、という競馬主催者の声を聞きますが、それに関してはどう思われますか?
私も、同じ意見です。
競馬を盛り上げることに対して協力していき、彼らの中で、自分たちが行動を起こせば、時代が動くという部分を実感させてあげたいです。
自分の時代のことをいうのも何ですが、何か大きな目標の中の小さな一歩という活動が多くあったように思います。
本校で学んでいる子ども達の多くは、大きな情報社会の中で大人の裏話をよく聞き、自分たちから動き出す事を拒否します。
ですから、何か行動をおこして、人のためになることを経験して欲しいと思っています。
本校で馬の事を学んで、多くのメディアに取り上げて頂いている中で、自分たちがお世話になっている競馬界に感謝の意味を込めて、行動出来る人間になって欲しいと思っていますし、そのような動きを実際に感じて普段の活動を行う事で高い意志を持つ事ができるのではないかと考えています。
だから、まずは地元門別で開催される、競馬を盛り上げるためになにか動きをおこせないか考えていますが、思いつく事と実際に行動に出る場合の制約は、皆様が考えている以上に多いのです。
その部分を調整し、企画する事が私の仕事だと思っていますのでご協力お願いします。
Q:生産者として、現在の競馬界に改善して欲しいことはありますか?
このような場で、素人の私が話をすると、しかられることが多いと思うのですが、地方競馬をなんとか助けていただける方法を考えてもらいたいです。
今年、佐賀競馬場と荒尾競馬場に行ってきました。
荒尾は開催日ではありませんでしたが、地方競馬の雰囲気は嫌いではありません。
休日の時間を競馬場で過ごすことを余暇の一部として楽しめるように、環境改善は必要ではないかと思います。
遠征馬を応援したり、身内びいきになってみたりいろいろな話が聞こえて楽しく感じました。
また、馬も近くて臨場感があり、とてもおもしろく感じました。
そのような場所を守っていかないと、競馬を身近に感じる人がだんだんとすくなくなってしまい、それはさらに中央競馬の魅力を失っていくことだと思うと感じていますが・・・。
生意気を言ってすみません。
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