■【馬ロマン】
第八回目ゲスト:小西英司さん(全4話)
-余生を送らせてやりたい(1/3)-
プロフィール


Q:香川県の高校から北海道酪農学園大学に入ろうと思ったのは何故ですか?

 大学を受験するときから自然とか動物を意識していたので、東京か北海道の農学部を受験しようと思い、入学後はなんとなく馬術部に入ろうと思っていたので「東京より北海道のほうが馬がいるだろう」くらいの軽い気持ちで北海道の大学に入りました。


Q:馬に興味を持ったのはいつ頃ですか?また、理由は何ですか?

  アメリカに渡ってウエスタン乗馬を知ってからですかね。

 大学時代は馬術部に 入ったものの、よく練習をサボったりして決してまじめな部員ではなかったですし、先輩たちが可愛がってくれて何とか続けることができたようなものなので大学時代は馬が好きだったかと言われると自分でも疑問です。


Q:では、大学時代からずっと馬にたずさわってこられたのですか?

 いいえ。大学を辞めてから、一度会社員になったのでその間はしばらく馬とは離れていました。

 本格的に馬と向き合う様になったのは、会社員を辞めてアメリカに渡ってからです。

 アメリカでウエスタン乗馬を知ったことがその後の私の馬人生に大きく影響したように思います。

 香川に戻って再び会社員をしていた時は、趣味として乗馬をしていました。

 その乗馬クラブをやめる一年くらい前からは担当馬を任されてスタッフのようなことをしていました。

 そのころから馬の仕事に従事することを意識したように思います。


Q:馬の仕事に従事するようになったのはいつ頃からですか?

 会社員を辞めて新冠ホロシリ乗馬クラブに勤めてからですかね。

 インストラクターをしていました。

 でもお客さんの少ない雪の中に閉じ込められるが嫌だという理由で、春から秋の半年余りは乗馬クラブに勤務して、11月から3月はオーストラリアかニュージーランドに出かけるというパターンを6年間つづけました。

 最終的にはインストラクターではなく業務部長をするようになって収支の責任を負うようになったので人件費の軽減のためでもあったように思います。

 ・・・なんて言っていますが、これも出かけたい言い訳だったのかもしれません。(笑)

 ちなみにシドニーやニュージーランドでは観光牧場や乗馬施設などに主にでかけました。

 この頃見聞きしたことが、ホーストラストを作る上でとても役に立つ結果になりました。

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