■【馬ロマン】
第八回目ゲスト:小西英司さん(全4話)
-馬を愛する人たちへ(1/2)-
プロフィール


Q:功労馬として認定された馬だけに年間36万円の助成金が支給されることについてどう思われますか?

 今のままでいいのではないでしょうか。

 全ての馬に支給されるわけには行かない以上、どこかで線引きする必要がありますからね。

 財源のこともあるでしょうから、この助成制度について私が口を挟むべきことはありません。

 ただ今後もずっと継続してもらいたいと思っています。

 もし、もっと多くの馬に救済の手を差し伸べたいなら、乗馬愛好家や競馬ファンが、広く参加できるような馬の年金制度を、別枠で新たに作るしかないのでしょうね。


Q:小西さんの夢は何ですか?

 サラブレッドの平均寿命は、25才などと言われていますが、ホーストラストにやってくる1頭1頭に、みんな長生きしてもらって、私たちの環境が舎飼いに比べて、決して馬の寿命を縮めるものではないと言うことを、証明できればいいなと思います。

 それと、これからどれほどの馬がホーストラストにやってくるか分かりませんが、いつでも馬が受け取れる体制が、維持しつづけることができれば、と思っています。

 1頭1haという途方もない広い土地が必要ですが、これからも土地の確保が遅滞なくできることを、何よりも望んでいます。


Q:小西さんが思う、馬の魅力はなんですか?

 一度馬に魅せられた(はまった)人は、なかなか抜け出せないと言われています。 それが馬の魅力なのでしょうね。


Q:今後人間と馬がどのような関係を築いていけたらいいと思いますか?

 非常に難しい質問ですね。

 私には荷が重過ぎるように思いますが・・・(苦笑)

 抽象的な言い方になりますが、命の倫理と経済、このバランスが多くの人に納得できるような関係であれば・・・と願います。

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