■【小説】ディープな毎日

第89話:-最終回-超能力の真意(後編)


ディープは思い返した。
(気性の荒いわしに、仲間と言うかけがえのない存在を与え、信頼と絆をシンザン神は教えてくれた!)

さらに興奮し気持ちを高揚させながら
( それにシンザン神の命令でやってるんちゃう。わしがやりたいから、わし自身がもっと多くの馬を助けたいと思ってるからやるんや!シンボリと互いに約束して達成せなアカン目標、それに気付かせてくれたんか!)

鼻息荒く、興奮気味のディープはシンザン神の伝えたかったことに気付いたきがした。

「よくぞ気付いたくれたディープよ。私の役目は終わった。これからはシンボリ、そして他の馬や人間の仲間を増やし馬を守るために頑張るのだ!」

シンザン神の声も穏やかに、ディープも嬉々とした表情でシンザン神に応えた。

「ハハー、シンザン神さま。やっと超能力の本当の意味がわかりました。危うく同じ過ちをおかしそうでした。ですが、もう大丈夫です!今のこの気持ちを胸にシンザン神さまのご期待にそえるよう、頑張ります。本当に有り難うございました!」

「よかろう、ではその言葉、空から見守っておる。そしてこれだけは言っておこう。ディープよ、お前ならできる、苦楽を共にする仲間もできた、頑張るのじゃぞ!」

「はい!」

未だ興奮冷めぬまま、自分を応援してくれるシンザン神の言葉に嬉し涙を必死にこらえるディープだった・・・。



(第一章 完)

『長らくご愛読いただきまして有難うございます!第一章は本日を持って終了させていただきます。第二章は本年4月7日(火)よりスタートいたします。
第二章では心身ともに一回り大きく成長したディープが登場します。乞うご期待ください』


※このお話はフィクションです。登場する人物・団体名は、実在のものと関係はございません。
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