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【海江田万里 プロフィール】 |
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●1949年 |
東京生まれ |
●1972年 |
慶應義塾大学法学部政治学科卒 |
●1993年 |
衆議院議員選挙(東京1区)に日本新党から立候補、初当選。 |
●2004年 |
岡田克也代表による新体制のもと、ネクストキャビネット(次の内閣)厚生労働大臣に就任、民主党の年金改革案づくりに尽力。岡田代表の再選に伴い、ネクストキャビネット(次の内閣)経済産業大臣に就任。 |
●2005年 |
衆議院議員選挙で惜敗 |
●血液型 AB型 ●趣味 絵画鑑賞、映画鑑賞、読書、漢詩 ●スポーツ 野球、剣道(二段)
●座右の銘 人生意気ニ感ズ ●公式HP http://www.zephyr.dti.ne.jp/~kaieda/ |
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今月のお話(全5回)
「ワタシの周りの馬好きの人々」 |
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この連載、競馬には素人の私が毎回汗をかきかき、頭をひねりながら書いているのですが、意外なところで愛読者がいるようです。先日も編集長のK氏から「よく読まれているコラムで、ヒット数は上位ですよ」とお褒めの言葉をいただきました。たしかに最近、知人、友人と会って色々話をしていると、このコラムが話題に上る機会が増えているので読者が多いと実感しています。
知り合いのAさん。某出版社の役員ですが、連載第二回目に書いた「親父がピアノの調律師と言うべきところを調教師と間違えた」という話を覚えていて、自身の失敗談を告白してくれました。
Aさんがまだ若い頃、一人息子が受験の最中で、有名私立小学校に入学させるために、奥さんともども必死になって、受験塾に通わせていたときに、塾の先生が子どもに向かって「紙は一枚二枚、お茶は一杯、二杯。それじゃ馬は?」と聞くと彼の息子は大きな声で「一着、二着」と答えたそうで、一緒にいた奥さんから、「あなたが競馬ばっかりやるからよ。私は顔から火が出たわ。受験が終わるまで競馬は止めて」と大目玉を喰らったとのことです。
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【ちょこっとメモ】
競馬のスターターって?
旗を振りレース合図を行う「スターター」。JRA職員が行っており、JRAに入会後10年以上の職歴の方が対象です。円滑にレースを行うため、馬を知り尽した、馬のエキスパートのお仕事と言えるでしょう。 |
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もうひとり、Bさんは中小企業の経営者で彼も大の競馬好き。同じような失敗談を語ってくれました。雨の日に工場の起工式を行い、わざわざ参列してくれた人々にお礼を述べる段になって、「お足元の悪いところをわざわざお越しいただきまして」という箇所を思わず「重馬場(おもばば)のところをわざわざ・・・」と言ってしまったそうです。
この話を聞いて、受け狙いの発言ではと思ったりもしましたが、本人いわく、「緊張していたので、朝から気になっていた競馬のことが、口をついて出てしまった」そうです。人間は極度に緊張すると地がそのまま出るといいますから競馬ファンは、緊張して「馬脚」を露わさないように。
つづく
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