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「第五章:将軍の血」・・・(260)

                              
 慶喜は頼もしそうに種吉を見た。

「やはりおぬしは、これを受け取るにふさわしい男のようじゃ」

 慶喜は、種吉に巻物を手渡した。

 それは種吉の手に、ずしりと重かった。

「言っておくが」

 慶喜は真剣な表情を浮かべて種吉を諭した。

「これはただの地図。簡単に金が手に入るとは思わぬ方が良い」

「と言いますると」

「この地図が示すのは、先の戦で逃げ落ち、山賊、盗賊となっている連中が暮らしている、明治新政府の官憲の手も及ばぬ、いわば無法の地帯じゃ。そこに軍勢を引き連れずに分け入って、無事帰って来られるかどうかはおぬしの運次第」

「なるほど」

「また、地図の謎を解き、見事埋蔵金へとたどり着けるかどうかは、おぬしの勘次第」

 慶喜が「道理は通っているが金を手に入れるのが難しい」と言った理由が、今はっきりとわかった。

「どうだ。恐ろしいか」

 問われて、種吉は神妙な顔つきになった。

「正直に言えば、恐ろしゅうございます。山賊、盗賊の類が恐ろしいだけではなく、代々の徳川将軍たちが積み上げたこの金を、我がついに使う、という事に、大変な重みを感じまする」

「うむ。そうであろう」

 その重みこそが、慶喜をして埋蔵金を戦費に出来なかった理由である。

 種吉の心は、慶喜には痛いほどよくわかった。

「だが、我には頼もしい仲間たちがおります。我、非才なれど、我が下に集った者たちはけして凡庸ではありませぬ」

「ならばその金」

 慶喜は姿勢を正して言った。

「徳川復興の為、おぬしが使え、家博」


(つづく)
 
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