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 【海江田万里 プロフィール】
●1949年 東京生まれ
●1972年 慶應義塾大学法学部政治学科卒
●1993年 衆議院議員選挙(東京1区)に日本新党から立候補、初当選。
●2004年 岡田克也代表による新体制のもと、ネクストキャビネット(次の内閣)厚生労働大臣に就任、民主党の年金改革案づくりに尽力。岡田代表の再選に伴い、ネクストキャビネット(次の内閣)経済産業大臣に就任。
●2005年 衆議院議員選挙で惜敗
●血液型 AB型  ●趣味 絵画鑑賞、映画鑑賞、読書、漢詩  ●スポーツ 野球、剣道(二段)
●座右の銘 人生意気ニ感ズ  ●公式HP http://www.zephyr.dti.ne.jp/~kaieda/
今月のお話(全4回)
  「記憶に残る名勝負」
―その1 トウショウボーイVSテンポイント―
 1977年暮の有馬記念。この年の7月に参議院選挙があって当時、秘書をしていた野末陳平さんが再選を果たし、私もほっと一息入れた年の暮で、数日前に手にしたボーナスを懐に久しぶりに中山競馬場にいそいそと出かけて行きました。

 この日の目玉は何と言っても、前年の有馬記念で優勝したトウショウボーイと2着に泣いたテンポイントが再び合見えるレースです。トウショウボーイとテンポイントの実力も人気もほぼ互角、単勝のオッズでわずかにテンポイントが勝っていたと思います。 スタート直後から、中山競馬場は異常な興奮に包まれていました。

 内にテンポイント、その直ぐ外にトウショウボーイが並び、両馬は競り合って、そのまま向う正面までかなり速いスピードでレースが展開していたかと思うと、テンポイントの足が遅くなり、トウショウボーイが単独でトップに躍り出ました。私はこのレースはトウショウボーイの単勝を買っていたので、「シメタ」と思い、双眼鏡に目を凝らし、大声で「トウショウボーイ頑張れ」と声援を送っていたのです。

【ちょこっとメモ】
レースの距離どう決まるの?
規定では内柵から1m外側を測るものとされ、各競馬場では距離ごとの表示プレートまたは小杭が馬場の内側にあり、これらの後方5mにあるスターティングゲートから発走となります。
 当日のレースの記録を当たってみると、一旦下がったテンポイントが後方から追い込みを掛けたのは第四コーナーを回って、最後の直線に入ってからです。先行するトウショウボーイの騎手の武邦彦(武豊の父)はこのレースを最後に引退することになっていたので、有馬記念の優勝で有終の美を飾りたいと思ったのでしょう、鞭の音がスタンドまで届きそうな迫力で、トウショウボーイを駆り立てていました。

 しかし、2500mの距離が追い込んだテンポイントに味方して、1着でゴールを走り抜ける栄冠を与えました。私の財布はすっかり軽くなりましたが、歴史に残る名勝負をナマで見た興奮に包まれて競馬場を後にしました。
 
つづく

 
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     08.01.24 「―その3 坂本繁二郎をご存知ですか?―」
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     08.01.10 「―その1 テレスコビッチをご存知ですか?―」
新春特別号
     08.01.03 「今年は香港でオリンピック馬術見学!?」
「ワタシと競馬と、しばしば、オトン」
     07.12.27 「―その4 場外の帰りに出会った運命の出来事―」
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