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 【海江田万里 プロフィール】
●1949年 東京生まれ
●1972年 慶應義塾大学法学部政治学科卒
●1993年 衆議院議員選挙(東京1区)に日本新党から立候補、初当選。
●2004年 岡田克也代表による新体制のもと、ネクストキャビネット(次の内閣)厚生労働大臣に就任、民主党の年金改革案づくりに尽力。岡田代表の再選に伴い、ネクストキャビネット(次の内閣)経済産業大臣に就任。
●2005年 衆議院議員選挙で惜敗
●血液型 AB型  ●趣味 絵画鑑賞、映画鑑賞、読書、漢詩  ●スポーツ 野球、剣道(二段)
●座右の銘 人生意気ニ感ズ  ●公式HP http://www.zephyr.dti.ne.jp/~kaieda/
今月のお話(全4回)
  「記憶に残る名勝負」
―その2 タニノムーティエVSアローエクスプレス―
 1970年、この年はいわゆる「70年安保」の年でしたが、大勢はすでに前年秋の佐藤首相の訪米による日米首脳会談で決しており、大学生だった私は「挫折」というほどの深刻さはなかったものの、「空しさ」が身体を吹き抜ける日を過していました。

 そんなある日、友人と連れ立って競馬場に足を運んでみることにしました。ちょうど皐月賞のレースの日でした。 皐月賞までのレースがどうだったのか、ほとんど記憶に残っていませんが、さすがに皐月賞の開始のファンファーレが鳴り響いた頃からの記憶は、鮮明です。

 この日の皐月賞は、タニノムーティエとアローエクスプレスの対決が、見所でした。特に3月のスプリングステークスでは同じ2頭がゴール間際でデッドヒートを演じ、結局タニノムーティエがアローエクスプレスをかわしています。この日のレースでもタニノムーティエの差し足がアローエクスプレスを制するのか?それともアローエクスプレスが雪辱を果たすのか?その一点に観客の注目が集まりました。

【ちょこっとメモ】
派手で目立つジョッキー服?
普段レース着るジョッキー服=勝負服は、規定に基づき、「色=13色」、「形=主として14形状」から馬主が選び登録。そしてレースで使用されます。似ているようで異なるデザインの勝負服も、レースの見所の一つと言えるでしょう。
 特にタニノムーティエは差し足が身上ですから、「最後の直線に注目だな」とそんな思いでスタートの旗が振られるのを見守りました。 係員が散り、ゲートが開いてスタートですが、直後からアローエクスプレスは先頭集団にいました。一方、タニノムーティエは中団で力を溜めている様子でした。第三コーナーでタニノムーティエはさらに後退します。

「ひょっとして故障かな」と思えるくらい大きく遅れますが、第四コーナーを回って、ゴールまで最後の200mになってタニノムーティエは凄まじい追い込みをかけました。「疾風のよう」という表現がピッタリの走りで、頭一つアローエクスプレスをかわして優勝。

 この後のダービーでもタニノムーティエとアローエクスプレスの死闘は続きましたが、この日の直線200mの勝負の激しさには及ばなかったというのが大方の評価です。何年ぶりかで競馬場に足を運んだその日に、歴史的な名勝負の場面に立ち会えて、私は競馬との不思議な縁を噛み締めていました。

つづく

 
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     08.01.10 「―その1 テレスコビッチをご存知ですか?―」
新春特別号
     08.01.03 「今年は香港でオリンピック馬術見学!?」
「ワタシと競馬と、しばしば、オトン」
     07.12.27 「―その4 場外の帰りに出会った運命の出来事―」
     07.12.20 「―その3 九州男児の父からのミッション―」
     07.12.13 「―その2 灰色のブレザーを着た中学生―」
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