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 【海江田万里 プロフィール】
●1949年 東京生まれ
●1972年 慶應義塾大学法学部政治学科卒
●1993年 衆議院議員選挙(東京1区)に日本新党から立候補、初当選。
●2004年 岡田克也代表による新体制のもと、ネクストキャビネット(次の内閣)厚生労働大臣に就任、民主党の年金改革案づくりに尽力。岡田代表の再選に伴い、ネクストキャビネット(次の内閣)経済産業大臣に就任。
●2005年 衆議院議員選挙で惜敗
●血液型 AB型  ●趣味 絵画鑑賞、映画鑑賞、読書、漢詩  ●スポーツ 野球、剣道(二段)
●座右の銘 人生意気ニ感ズ  ●公式HP http://www.zephyr.dti.ne.jp/~kaieda/
今月のお話(全5回)
  「馬ならぬウシにまつわる話」
―その3 60年前の丑年を振り返って・・・―
 今年は「己丑」(つちのと・うし)の年ですが、今から60年前の己丑の年は、どんな年だったのでしょうか?
 西暦でいうと1949年、昭和24年です。
 日本が戦争に負けてから4年経って、復興の槌音が高らかに響いていた頃です。

 「己丑」の「己」の字は、「植物の若葉の芽がむっくりと起き上がる様」を表し、「丑」の字の「植物が地下において芽を吹き出そうとするが、まだ完全に伸びきらないで曲がっている様子」と合わせて考えると、戦争で受けた打撃から立ち直ろうとしても、まだ完全に立ち直れていない60年前の様子にぴったりと符合しています。

 この年の正月、日本経済は戦後のハイパー・インフレ(消費者物価が前年比50%上昇)の最中にありましたが、2月にアメリカから経済顧問として、デトロイト銀行の頭取のドッジ氏が来日し、後に「ドッジ・ライン」と呼ばれる、超均衡予算を日本の政府に要求しました。

 超均衡予算というのは、現在とは正反対、歳出が歳入を下回る予算で、これによってインフレを退治しようとしたのです。
 たしかに、こんな手を打てば、物価上昇は抑えられるでしょうが、肝心の景気は急激に冷え込みます。

【ちょこっとメモ】
ドッジ・ライン(Dodge Line)?
1949年に日本経済の自立と安定の為に実施された財政金融引き締政策。インフレ・国内消費抑制と輸出振興が軸となった。交通機関の、国鉄(現在のJR)も、受注数や雇用者を大幅に減らすなどして対応した。
  案の定、年の後半から、倒産企業が相次ぎ、会社をクビになる労働者が急増しました。夏には、東芝が4万600人の人員整理を発表し、国鉄は、この年だけで9万5000人の首を飛ばしました。この辺り、何やら昨今の派遣労働者の問題と似通っていますが、当時は景気悪化の影響で、社会が騒然となり、下山事件や三鷹事件、松川事件などが相次ぎました。

 そんな年の明るい話題といえば、年末になって湯川博士が、日本人初のノーベル物理学賞を受賞したことでしょうか。
 それと美空ひばりがデビュー曲「河童ブギ」を、続いて「悲しき口笛」を歌って大ヒットして、一躍少女スターになりました。

 それから60年後の2009年はどんな年になるか?
 次回、占ってみましょう。

つづく

 
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「馬に魅せられた画家・作家たち in the world」
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     08.01.10 「―その1 テレスコビッチをご存知ですか?―」
新春特別号
     08.01.03 「今年は香港でオリンピック馬術見学!?」
「ワタシと競馬と、しばしば、オトン」
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