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 【海江田万里 プロフィール】
●1949年 東京生まれ
●1972年 慶應義塾大学法学部政治学科卒
●1993年 衆議院議員選挙(東京1区)に日本新党から立候補、初当選。
●2004年 岡田克也代表による新体制のもと、ネクストキャビネット(次の内閣)厚生労働大臣に就任、民主党の年金改革案づくりに尽力。岡田代表の再選に伴い、ネクストキャビネット(次の内閣)経済産業大臣に就任。
●2005年 衆議院議員選挙で惜敗
●血液型 AB型  ●趣味 絵画鑑賞、映画鑑賞、読書、漢詩  ●スポーツ 野球、剣道(二段)
●座右の銘 人生意気ニ感ズ  ●公式HP http://www.zephyr.dti.ne.jp/~kaieda/
今月のお話(全5回)
  「兵隊さんの置き土産」
―その3 団塊の世代の学生時代(2)―

 私が慶応義塾大学に入学したのは1969年、翌年の「70年安保」を控えて、キャンパスが騒然としている時代でした。大学に入学するまでの私は、どちらかというと保守的な学生でした。

【ちょこっとメモ】
昭和40年代の物価
昭万里さんの海馬にも大卒の初任給が書いてあるが、この30数年の間にいろいろな物価が変わった。浅間山荘事件のあった1972年(昭和47年)を例に挙げると、
タクシーの初乗料金・・・170円
郵便料金(ハガキ)・・・10円
ハイライト(タバコ)・・・80円
食パン1斤・・・60円
となっている。

写真:せとうちタイムズ

しかし、実際に大学のキャンパスや街頭で学生と機動隊が衝突している光景を見ると、学生側が弱いものいじめされているように思えて、「よしそれなら自分も力になろう」とデモに参加しました。若者特有の正義感から、「日本を何とかしたい」という気持ちも旺盛で、現在も、その気持ちは持ち続けています。

  当時は、世界的に「怒れる世代」が立ち上がった時代で、アメリカではベトナム反戦、ヨーロッパではパリの5月革命、中国では文化大革命、と各国の若者が熱く燃えていました。今考えれば若気の至りですが、当時は、自分も歴史に参加しているという連帯感も感じていました。

 わが国では「70年安保」が過ぎると、学生運動は急速に下火になりましたが、一部の学生は内ゲバに耽り、また一部は連合赤軍という超過激なテロリスト集団に走って自滅しました。

 私は、大学を四年で卒業しましたが、そのまま企業に入っていくのは、面白くないとの漠然とした理由で、学生時代から続けていた家庭教師の仕事に専念することにしました。その頃の大学卒業生の初任給はたしか3万9000円だったと記憶していますが、私は、5人の生徒を教えて、月に5万円稼いでいましたから、この時点では、就職するより実入りはよかったのです。

 家庭教師だと時間もかなり自由になりましたから、雑誌の取材記者なども経験しました。そんな折、学生時代の友人が、「参議院議員野末陳平さんが秘書を探しているけど、働いてみない」との話を持ってきました。政治の仕事には興味があったので、早速お世話になることにしました。
 
企業に就職した友人たちは、残業を繰り返す猛烈社員になり、会う機会も少なくなりましたが、何故か団塊の世代は群れたがり屋が多く、大学卒業後10年くらいは、学生時代を懐かしむ気持ちが一杯でした。

つづく

 
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「馬に魅せられた画家・作家たち in the world」
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     08.01.24 「―その3 坂本繁二郎をご存知ですか?―」
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     08.01.10 「―その1 テレスコビッチをご存知ですか?―」
新春特別号
     08.01.03 「今年は香港でオリンピック馬術見学!?」
「ワタシと競馬と、しばしば、オトン」
     07.12.27 「―その4 場外の帰りに出会った運命の出来事―」
     07.12.20 「―その3 九州男児の父からのミッション―」
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