日増しに感じる、厳しい冬の寒さ。 この冬の寒さに、わたしの正月ボケも、すっかりと身を引いてしまったようだ。 わたしは寒いながらも、時間のある時は健康のために、そして、街行く人を眺めたり、自然と触れ合うのが好きなので、よく散歩に出かけている。そこで今回は、「馬と出会えるこうえん=vについて、コバナシをしたいと思う。 この季節、散歩をして身体が温まっても、いざ休憩で立ち止まると、瞬時に冷気が身を包んでしまう。 だが、湿度もなくやや乾燥はしているが、冬の散歩は格別だと、わたしは思う。人を眺めたり、寒さにも負けず、木々が隆々と出で立つその姿を見るのは、実に面白いものであり癒される。 だが、時にはそれだけでは飽きてしまう。 そうなると、いくら健康のためといっても、些か気持ちがのらないこともある。その時には、これからご紹介する「馬と出会えるこうえん=vまで、散歩をするのだ。 平仮名で書いているが、漢字では「公園」ではなく、「公苑」と書くのが正しいだろう。この「公苑」の文字。おそらく、関東の方や、馬術などに関心の高い方は、「馬事公苑」がすぐに思い浮かぶのではないだろうか。 馬事公苑では、「馬に親しむ日」と称して、様々なイベントがあり、体験乗馬やJRAホースショウ(馬術大会)など、普段あまり馬と触れ合う機会のない人に向け、様々な馬関連の催しがあるのだ。 先程挙がった「公園」。なぜ「公苑」と記されているのだろうか。 「苑」と云う文字には、「囲いをし、植物を植える・鳥獣などを放し飼いにする」などの意味がある。簡単には、「動物のすむ庭」として、ご理解頂ければいいだろう。「鳥獣」の「獣」に、馬を含むかは定かではない。しかし、「動物」という捉え方をすれば、それも頷けるだろう。 まだまだ、これからも厳しい寒さが懸念されるが、冬に身を寄せ、馬と触れ合う散歩をあなたもしてみてはいかがだろう。 (2009.1.16)