7月に入り、早くも2009年の折り返し地点、下半期に突入である。沖縄では一足先に梅雨明けが気象庁より発表され、いよいよ本格的な夏がやってくる。関東は、まだもう少し、夏になるのは時間がかかりそうである。 そして夏、7月はボーナスが入る時期でもある。不景気の前に色々とローンなどを組んだ方は、大きな経済的裏切りに頭を悩ませている方も多いだろう・・・。 「ボーナス全面カット」ではなく、少しでも入るならそれを良しとし、次の手立てを考える方を私はお勧めしたい。 不況と知ってか知らずか・・・、毎日訓練に勤しむ競走馬たち。それに関わるジョッキーを始めとする多くの競馬関係者が、一般の方に日々起こる出来事を記し、開放しているものがある。ブログである。 読者の方の中にも、ご自身で書かれている方も多いのではないだろうか。 趣味や、会社、子育て、ちょっとした日常の出来事など、その人らしさの伝わる文面もあれば、180度違う人格でそこにだけ存在する、新しい自分になりきって更新される方など様々ではないだろうか。 騎手や厩務員など馬に直接関わりのある方、そして競馬、馬が大好きな一般の方のブログは、最近割と多く見受けられる。 騎手ブログなどは、愛馬やレースで乗る馬の状態や訓練模様、そして大きなレースに対する意気込み、時には、ちょっと真面目さから抜け、趣味の話題などが書かれていてなかなか興味深い。馬や騎手ファンにとっては、ブログを通して、その時起こっている情景を一緒に共有できる場になり、人気を高めている。 そして、テレビなどのメディアを通して特集などが組まれると、より一層、その週のブログのアクセス数はあがり、競馬界に新たに多くのファンが生まれるようだ。 中には誹謗中傷など、悲しい書き込みなどもあるというが、憂さ晴らしの場にブログ、というのはあまり賛同できたものではない。 気持ちが落ちている時には、励まし、また、面白いものがあれば楽しい時間をブログを通して共有する。 大好きな馬や、ファンの騎手などのブログをみて、または、自分が書いて、少しでも日々の生活に楽しみが見つけられるようになることが、ブログの一番の効果的な活用法と言えるだろう。 (2009.7.3)