言わずと知れた、ファッション界の女王と異名を取る、ココ・シャネル。その生涯をモチーフに描いた作品である。
12歳になる頃母が他界し、父に捨てられ、妹と一緒に孤児院で暮らすココ。孤児院を出てからはお針子として働き、その時出会った将校達に連れられたカフェで歌うことに目覚める。そして、その時歌っていたのが、「Ko Ko Ri Ko(コケコッコウ)」と、「Qui qu'a vu Coco dans le Trocadero(トロカデロでココを見たのはだれ)」で、そこから「Coco(ココ)」という愛称がつけられたそうだ。