ヨーロッパから東へと流れてくる「偏西風」。社会科の授業や、天気予報でその言葉を耳にした人は多いはず。この偏西風により、国内では連日報道も続いた九州地方の異常なまでの降水、また国外ではロシアのモスクワでも、これまでの観測史上初の高気温がニュースとなった。通常の偏西風は、ゆるやかに真横気味に流れるものの、今年のものは、蛇行しながら進んでいるため、暖かい風と冷たいのが合わさり、今回のような雨雲の代表格といわれる「積乱雲」を発生させ、各地で記録的な大雨が観測されているようだ。遠出や、海山のレジャーは雨降り直後を含め、少し経ってからも油断なさらないように気を付けていただきたい。 さて、今回のコバナシは、熱帯夜が続く今、蒸し暑く浅い眠りで夢をよく見る方に必見。 お正月に見ると縁起の良い夢など、昔から夢にまつわるコバナシは各地で言い伝えられてきた。夢は夢でも色々あるのだが、その中でも「馬」について3つの夢を絞ってみようと思う。先日の馬が九頭出てくるコバナシにあったように、夢で正確に数えることは困難かもしれないが、馬の夢を見る人には、何かしら、意味が込められているようだ。 まずは、「白馬」が登場する夢である。様々な色がいる中で「白馬」というのは、吉報を意味するものとして言われており、仕事や、恋愛、金銭的なもの、また、この「恋愛」に関しては、生涯の伴侶が見つかるとの説もある。 次に、「しまうま」の登場する夢である。これは、物事に決断力が欠け、「白黒つける」という、「判断」を必要としているときに見られるものらしい。 そして、馬に引きづられたり、それがかなりの暴れ馬だった場合、それは自分の欲望をコントロールできない時に見られるもので、落ち着いて冷静な判断をしなさいとの意味合いが込められているそうだ。 諸説色々ある夢診断の馬。今回、私が述べたのは絶対的なものではなく、そういう見方もあるとして、認識していただきたい。夢に出てくる大概の馬が、あなたに吉報をもたらす幸運の馬であることを願っている。 (2010.7.9)