先日、コーラやソースなどに使用される特定のカラメル色素の着色料が「癌の原因」になると、アメリカの消費団体が、食品医薬品局に訴えた。日本でも子供からお年寄りまで幅広い人気を得ている飲料メーカーの重鎮の一つに、また衝撃的な健康に関するニュースが飛び込んできた。普段、飲まない人も、一度飲み始めると数回は続けたくなるコーラ。今後の報道に関心が高まるところである。 さて、今回のコバナシは「国際共通語」についてお届けしよう。国際化され、学生時代に学んだ英語。どうせ自分は海外に縁がない、などと言っている時代はもう過ぎている。多くの外国人観光客が来日し、また、日本から海外へ留学、企業の進出などが急激に加速し、これからもその加速度は増すことだろう。国際語=共通語に関しては、以前から解決なき賛否両論の意見が飛び交っていた。 人口トップ、経済的にも急成長し続ける中国をもってしても、やはり「国際語」としてのくくりで用いられるのは、やはり英語だとわたしは思う。昨年度より、大手企業も社内言語は英語化すると掲げているところも増え、ますます英語の必然性は高まってくるだろう。学生時代に学んでも、それが社会に通用するか、自分の気持ち・意思を英語で伝えられることができるか・・・。今学生の方はそういった観点で言葉の武器を身につけるための自己投資はありだと思う。 そして、何度か言っているが、学生時代には格安旅行でもなんでも、一度海外に触れておくべきである。他国に行き、自国日本を客観的に見つめ直す事は、互いの文化を知り得るだけでなく、自分の中で物事の良悪を分析しその特性を上手に分別し、より良いものを作り上げるための能力が身につくからだ。そして、その能力経験は、社会に出て活かされるだろう。 卒業間近や就活浪人・・・、30代前半くらいまで、1〜2年遠回りしてもかまわない、周囲の声に耳を傾けながら、自分の性格や能力を考慮し、将来設計に取り組んでいけばいいのである。そして、その第一歩として、これからは必然性をより増す国内外ともにいても重要な英語、これを是非とも習得し自信につなげて欲しい。 (2011.02.18)