3月11日に東日本を襲った「東日本大震災」から今日で一週間。M,9.0と国内最大規模の大地震が発生。この地震により発生した津波が、多くの町を飲み込み1万人を超える死者や不明者の数。未だ確認されていない人も含めればその数はさらに増えること間違いないだろう。福島の原発問題や各地の停電対策による混乱等、肌で感じる地獄絵図を、連日、ただただ、恐怖と隣り合わせに見ているしかないのだろうか。 海外からは、日本政府の対応の判断・遅さが一番の致命的とバッシングを受けている。国内史上最悪のこの非常事態、被災者の方が共に助け合うように、菅首相を筆頭に与野党もここで力をあわせて国のために今できることを再考し実行に移すべきときだと思う。また、非常識にも義捐金詐欺など、劣悪な人間達も繁殖しているとのこと。電話などで義捐金を呼びかけることは無いので、ご注意願いたい。 都心でも相次ぐ食糧・水不足など起こり、混乱がさらなる混乱を呼び、関西圏などにもこの騒動は広がっている。やはり、関西圏の人々も、阪神淡路大震災の恐怖が再び記憶の奥底から蘇ってきたのだろう。わたしもその中の一人、正直、都内で起こる少しの揺れは慣れていたが、今回東京で受けた揺れで、あの時の恐怖が一気に蘇り、どこを歩いても、何をしていても船上のような地に足がついていないふわふわとした何とも気持ち悪い揺れが続いている。 幸いにも被災にあわずTVに映される悲惨な現状に何かできる事はないのかと憤りを感じている方。阪神大震災でわたしが感じたのは、今一度生きている意味を考え、より助けを必要としている人に、その人なりの救いの手を差し伸べることが必要で、今がまたその時、である。 異国の地(日本)にきた外国人の方は、今回の大震災では、国民以上にその不安・恐怖はあるだろう。手を差し述べることのできる一つとして、どうか、言葉に臆することなく彼らにも日本語でいいので「大丈夫」と温かい言葉をかけてあげて欲しい。 最後に、地震や津波で全てを無くしながら途方に暮れながらも生存できた方。命さえあれば、生きてさえいれば、必ずまた立ち直ることができるはずである。今の今、自分ができることを精一杯頑張ればいい。こんな悲惨な状況の中で、あなたが生きてこそ、生まれるものがきっとある。あなたは人々のために、人々はあなたのために生きているのだから。 今回の大震災で犠牲者の方々には、表現しがたい悲痛な気持ちでいっぱいである。 亡くなった方々には、心よりご冥福をお祈り申し上げます。 (2011.03.18)