ここ数週間、日ごとの寒暖の差が激しく体調管理も難しかった。子供やお年寄りだけでなく、昨日現役スポーツ選手が日中の練習中、心肺停止、結果帰らぬ人となった。サッカー元日本代表のDF松田直樹選手である。彼は所属チームで練習中、急性心筋梗塞と診断され病院へ搬送、人工心肺による治療を受けたが残念な結果となった。 健康管理第一のプロスポーツ選手でも起こってしまう突然の体調不良からの死を招く事態。より一層、夏の暑さに、自分は平気だと過信せず、無理なく過ごすことを教訓にすべきであると教えられた気がした。亡くなった松田選手のご冥福を心よりお祈り申し上げます。 さて、今回は「ヨナグニウマと夏の思い出作り」についてコバナシをお届けしよう。 「ヨナグニウマ」とは「与那国馬」と書き、沖縄県八重山郡与那国町で飼育されている日本在来種の馬である。基本的な体高は110−120cmと小型でポニーに分類。一時、かなり減少し懸念されていたが、保存委員会や現地与那国人たちの懸命な努力により再び繁殖を繰り返し成果をあげた。 今年も例年と同じ猛暑といわれ、追い討ちをかけるように、節電も取り入れなければならない。暑いときにこそ熱く楽しめる場所へ出かけるのもいいだろう。単純に暑さに身を投じるだけでなく、海の底が見渡せる綺麗な海や、自然環境豊かな沖縄の土地で、家族や仲間と馬と共に過ごす夏の思い出作り。毎年、気持ちはあっても、なかなか行動に移せなかった人、この夏も逃し、時既に遅しとなる前に決行してみてはいかがだろう。
夏の海・緑豊かな大地・馬と過ごす夏は、この上ない贅沢な至福な時間となることは間違いないだろう。 (2011.08.05)