第95代総理大臣に野田代表が選出。これを機に、新内閣発足のため連日マスコミはその人員などに注目していた。そして、今日から、その「新野田政権」の幕開けとなる。国内では、「短命総理」の座に、国民の不安の声が消えないが、国外でも、個人として野田氏の評価は高いものの、「短命総理」=日本というこれまでの問題が、長期的に経済の友好関係を築き上げるには、やや難を示すようだと懸念されているようだ。どうにもこうにも、国民は、新野田政権の手腕に期待するほかないだろう。 さて、今回は「秋の味覚に舌鼓」のコバナシをお届けしよう。8月も終わり今年も残すところ1/3となった。「秋」といっても、まだまだ厳しい残暑や、日本列島を直撃している台風12号の影響など、落ち着いて「秋」を堪能するにはもう少し時間が必要かもしれない。 ただ、各企業・団体は、9月からは、残暑も気にせずすっかり「秋モード」である。特に、タイトルにもあるように「秋の味覚」が次々と販売されている。代表的なもので言えば「秋刀魚」も、店頭に「秋の顔」として、堂々と陳列され、また、飲食店などでは、松茸や栗など秋物をふんだんに用いた料理などを一斉にスタートさせている。ホテルなどのレジャー産業でも、「秋の味覚贅沢プラン」などを設け、存分に秋を舌で堪能できるものが始まっているようだ。 日本には四季それぞれに、美味しい旬の味がある。ここ最近では、様々な改良や技術の発展に伴い季節関係なく頂けるものも多くなっているが、日本には、どういった食材をどのように五感で堪能するか、できるのかを、見直すのに、秋は非常に適した季節であるとわたしは思う。 アクセクするこの現代社会で、普段から食べている食事を、もう一度見直し、旬のものを頂く。「食」に不安が募る今だからこそ、「食」から愛国心を、更には、日本(人)に生まれたことへの感謝を、秋の味覚に舌鼓を打ちながら、再確認してみようではないか。 (2011.09.02)