暦上は既に秋、だが依然として暑さが止まない日々。そのため、農作物の不作や、この気温の上昇にいまもなお熱中症が各地で続いている。特にこれから大きな学校行事の一つ、運動会を控えている学校は、運動場で数時間に及んで練習が行われている。昨日群馬では、運動会の練習中、相次ぐ熱中症になった生徒が搬送されたそうだ。こうした中で、どこを基準にしているかやや不透明な高温注意報。身体的に弱いお年寄りや子供に基準を合わせて、国はもう少し対策を練るべきであり、文部科学省は各教育機関に日中の運動指示を促すべきであると思う。 さて、今回は「お見合いは親同士で」についてお届けしよう。今現在、アラフォー(40歳前後)で独身者は1/4ほどと、年々晩婚化が進んでいるようだ。そんな娘・息子をなんとか結婚させたいと切に願う親は、今、ある会に参加している。それが「代理お見合い」である。 一般的にお見合いは、仲人さんがいて、当人同志を会わせて・・・というのが、ご周知の通り。しかし、今は奥手か興味がないのか、そういった素振りのない子供に我慢できず、親同士が、そういった会に参加し、「親同士のお見合い」が子供達の代理で行われているようだ。良い点で言えば、先に親同士の仲がよくなっているので、さほど、嫁姑問題が起こりにくいことや、当人同士の馬が合えばすぐにでも結婚と、とてもスムーズに事を運びやすくなるなどが挙げられる。 一方は、親同士が決めた形で結婚したものの、やはり当人同士があまりお互いを知らなさ過ぎて離婚というのもあるようだ。親としては、やはり結婚して家庭をもち幸せに暮らして欲しいと願うあまり、こういった「代理お見合い」が急増しているようである。 今でこそ、恋愛結婚が主流のような時代だが、戦前は大方7割ほど見合い結婚が世の常。恋愛結婚こそ珍しい時代だった。出会いこそ、それぞれあるにせよ、30歳40歳と過ぎ行く子を持つ親にとって、早く子供を巣立たせたいと願うのは、どの親も抱く子への愛だろう。 (2011.09.16)