先日、関東でも「木枯らし一号」が吹くなど、日に日に冬の準備が始まっているようだ。群馬のある場所では、初雪どころか、猛吹雪で、あたり一面が真っ白となり、地元や観光客なども驚きを隠せない様子だった。 さて、タイトルにある「マルコ?マキコ?マイコ?」何かお分かりだろうか。一見すると、アニメや、女性の名前に思えるものだが、今「マイコ」が猛威を奮っているらしい。ここで語弊があるといけないので、訂正しておくが、「マイコ」という女性ではなく、正式には「マイコプラズマ肺炎」、そう「肺炎」の一種である。 ここ最近になって、芸能人の「肺炎」のCMが流れているが、この「マイコプラズマ」が最近世間を賑わせているようだ。特に、発熱から発症し、「しつこい乾いた咳が長期的に続く」のが特徴で、年齢は、小児〜若い世代の間で流行しているらしい。 だが、先日わたしも高熱のため、病院に行った際、医師にこのマイコプラズマのことを聞いてみると、「職場や家族内の身近な感染が多い」ことから、今は小児や若者だけではなく、大人にも発症するケースが増えてきているとのこと。また、一番怖いのは、病原菌も、環境などにより変化していく実態があるということらしい。 分かりやすい例が、毎年のように受けるインフルエンザのワクチンがそれだろう。一概にインフルエンザといえども、その形態は変わり、型がある。そのために、それぞれの年に見合ったワクチンを体内に投与して抵抗力をつくるとされている。 医師などに話しを聞いて、年に一度か二度病院に行くレベルのわたしは、こういった流行の風邪などの常識のなさに、ひとり時代錯誤を感じ取り残されたような気分だった。感じたことは、医者にかからない身体作りは勿論のこと、その時々に流行している病気を知り得ておく努力も、いざというときに早期対応ができるのだと実感した。 これからさらに寒くなっていくこの時期、マスク着用は勿論のこと、乾いた季節には風邪などの菌も繁殖しやすい、是非、健康管理には十分にご注意願いたいと思う。 (2011.10.28)