帰省ラッシュは今日が一番のピークを迎えると予想され、各路線や高速には、田舎へ帰る人、スノボーなどレジャーを楽しむ人たちで激しい混雑をみせている。昨日でほぼ乗車率は満席の100%だった各新幹線なども、この最大ピーク時には、満員電車並みの立ち乗り乗車客も少なくはない。指定席や自由席に溢れんばかりの人。唯一人々の混雑から守られているのがグリーン車、といったところだろう。 さて、今回は「2011年の締めくくり」を振り返ってみよう。上半期ではやはり「3月11日の東日本大震災」これにつきるだろう。むしろ、今年一年の一番の話題は、これに尽きるかもしれない。そして、悲しい出来事から生まれたのは、やはり国内外ともに助け合って築き上げた・・・「絆」だろう。 そこには、国境を越え、目の前に困っている人がいるから助ける。ただ、単純に人間本来の持っている「人を想い助ける気持ち」それが、大きく作用した一年でもあったように感じる。被災地の方を思うと、未だ満足のいく暮らしができていないであろうことを考えると心痛ではあるが、今いる場所で、できることをそれぞれに取り組み生きればいいと私は思う。 下半期には、国内よりも、北朝鮮の金総書記の死が記憶に新しく、世界中でその衝撃の出来事、そして、後継者に対するさらなる不安感が否めない年の締めくくりとなったように感じるがいかがだろう。 振り返ってばかりもいられないが、今年はやはり衝撃的な一年だったゆえ、心身ともに蓄積された疲労を、来年に持ち越すことなく、来る年2012年は少しでも皆様にとって良い一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。 本年もお付き合いくださいまして、誠にありがとうございました。 (2011.12.30)