2012年、今年も新たに年が明けた。昨年の東日本大震災に負けない復興の一年に、また、今月は阪神淡路大震災から17年目となる。神戸の街並みも、震災直後から毎年月日を経るごとに、着実にしっかりと足元を固め復興の軌跡を辿ってきた。 さて、今回は「2012年の恋愛成就祈願」についてお話ししょう。先日、京都の清水寺に足を延ばした。年末に行われた、その年を表す漢字を指し示す発表のあるお寺といえば、皆さんも記憶に新しいだろう。これまでに何度か訪れたことがあるのだが、今回は恋愛成就に御利益があると言われている、清水寺内にある「地主神社」に行ってきた。昨年は震災の影響からか、芸能人や一般人も含め、結婚や出産ラッシュと目立っていたように感じる。 いつの日にも、特に女性は「恋愛」に必死なように伺える。いや、必死というよりは、熱心と言った方がいいかもしれない。そんな彼女達の救いの神として有名なのがこの「地主神社」である。この神社内には石が2つ、十メートル程の感覚で置かれており、目をつぶり、置いてある十メートル前の石に無事にたどり着くと、自身が想っている恋が実るとされているようだ。 実際に男女共に訪れた人は、海外からの参拝客も含め、目をつぶり、少しずつ前方へ、時には右へ左へとよろめきながら歩きゴールの石へと向かっている光景が目の当たりにすることができ、その必死さと微笑ましさのなんとも面白い感覚にみまわれた。万国共通であるとは思うが日本人もまた、恋愛に対する取り組む気持ちは、この光景をみてとても実感できたような気がした。 京都には、様々な開運や恋愛成就スポットが数多くあるのはご周知の通り、初詣が終わった方は次にくるのは「えべっさん」の行事がこの週末に控えているので、自営業を始め、ご商売をされている方は関西各地の御利益スポットに足を運ばれてみてはいかがだろう。 (2012.01.06)