ここ数年注目され続けているのが、『ECO(エコ)』である。 最近各地では、エコバッグなるものが増加し、各アパレルブランドやスーパーなどでも売り上げをじわりじわりと伸ばしている。 ほんの少しの気持ちの切り替え+行動で、自然が、人間が、そして馬が豊かになるということだ。 『快適さを求めながら、自然を感じたい』 人間は、不可能を可能にすることのできる動物だと、私は自負している。その力は良くも悪くも驚異であり脅威でもある。 普段、食料として馬たちが食べている草木。 これらが、車や工場の排気ガスなどによる大気汚染で、年々ひどい状態になっている。 昔は、雨の日にずぶ濡れになって元気に遊んで帰ると、風邪をひくから着替えなさい!と、よくどやされたものだ。今は、雨は汚いから、危ないから直接あたっちゃいけません!と、各学校や家庭で呼びかけているという。 雨を危険視しているのだ。 その雨を浴びている草木を、馬たちは美味しそうにパクパクと食べる。非常に、心が痛くなる・・・ だからと言って、みんなが一斉にエコに目覚め、自然を第一に!と生活の基準を変えるのは難しいだろう。 日々の生活で、無駄なことを一ヶ月→一週間→一日と見つけて省くことができれば、馬や他の動物の食事の光景を、心の底から微笑ましく互いに見つめ合えることができるのではないだろうか??? (2007.6.15)