6月24日、北海道・函館で行われた12レース(遊楽部特別)で塚田騎手(20)が落馬により意識不明になり、翌日JRAが『脳挫傷』を発表するという、悲劇的なニュースが飛び込んできた。 若干20歳にして、この出来事。騎手を職業と選んだ限り、危険とは常に隣り合わせということを意味する。そして、その瞬間(事故)というのはやはり予測しがたいだろう。 現在集中治療中とのことであるが、早期回復を願っている。 さて、普段我々が競馬場で見ているもの。それは『馬』。これは当然である。 では、「何で見るか?」。 今回は東京競馬場に設置されている巨大スクリーン(テレビ画面)についてである。 競馬場で見ない人はまずいないだろう、あの巨大画面。見たくなくても目に入る(笑) 実はあれ、世界一大きな画面なのだ。 その大きさなんと2651型。高さ11.2m・幅66.4mである。 感覚としては捉えにくいかもしれないが、ビルでの高さであれば4Fくらい、画面の面積は32型の約1550個分に相当するのだ。 競馬場で、馬の走る姿を映し出す巨大スクリーン。きっと、あのスクリーンがあるのとないのでは雰囲気もまた違うのだろう。 より身近に感じ、一体感を増すあのスクリーンは日本競馬が世界に誇れる一つの魅力と言えるのではないだろうか。 今度東京競馬場でそのスクリーンを見た時は、是非このコラムを思い出して欲しい(笑) (2007.6.29)