先日起こった『新潟県中越沖地震』は、死者を含む幾人もの負傷者がでた。 いくら科学が進歩してきているとは言え、天災は、やはり『神のみぞ知る』と言ったところだろうか。 誰もが、見えない闇(不安)の中(日々)を模索しているようだ。 悲惨な話から一転して、今週のこのタイトル『馬+鬼ごっこ=レスリング』。 「一体何の話だ?」と、疑問に思われた方も少なくないだろう。 実は、私もこの出来事を知って驚嘆し、若干微笑ましい気持ちになったので、皆さんにも是非紹介したいと思う。 9月にアゼルバイジャン共和国の首都バクーで行われるレスリング世界選手権。 その男子全日本チームの強化珍合宿(長野)が、先日報道陣に公開された。 その練習内容と言うのが、タイトルに記載されている『馬との鬼ごっこ』なのだ。 選手たちは、瞬発力・持久力・そして判断力を養い強化するために、元競走馬を含む二頭の”鬼馬”に追われ、草原をかけめぐった。 本来であれば、いかに対戦相手が大きくとも、所詮は『人 対 人』。しかし、今回は『馬 対 人』。大きさも速さも何もかもが違いすぎる(笑) 選手の中には、馬に慣れておらず、「うお〜〜、怖い!!!」など、恐怖を口にし、必死に走っていたものもいたと言う。 傍観している我々からすれば、その姿は非常に滑稽で、自然と口先がほころんでしまうが、当の本人たちは死に物狂いだっただろう(笑) 鬼馬に鍛えられた彼らには、是非、9月の世界選手権で真の鬼(対戦相手)を成敗し、宝の山(金メダル)を持ち帰って欲しいものである!!! (2007.7.20)